2016年12月11日日曜日

高脂血症の改善

前の現場では、日勤→夜勤→日勤→夜勤→休みみたいなシフトだった。

そのせいか、バイオリズムは狂い、体重は68キロから81キロまで増加。脂肪肝にもなり、善玉コレステロールも悪玉コレステロールも基準値を下回り、完全に不健康状態になった。今朝のニュースでやっていたけど、不規則な生活を送ると、肝臓がんのリスクが飛躍的に高まるらしい。

前の会社を辞め、今の現場に。今の現場は日勤のみで、17時あがり。帰りはウォーキング。朝はチーズトースト1枚、昼は煎餅1枚とカカオ72%のチョコレートを25g。夜は炭水化物である米を控えて、腹八分目の量を食べる。また、味噌汁に黒酢を大さじ1杯、生姜の甘酢漬けを30g入れて食べる。

これを半年間実践したら、体重は81キロ→64キロ、脂肪肝もなくなり、善玉悪玉コレステロールも正常値になった。

中でもうれしかったのが、善玉と悪玉コレステロールの比率が1対2以下になったこと。この比率が1対2を上回ると飛躍的に脳梗塞や心筋梗塞の可能性が高まるのだとか。

実は、太る前から、この善玉悪玉比は悪かった。体重が68キロだった頃の善玉は41くらい。悪玉は135くらいだった。単体でみると、善玉は40以上なので正常値、悪玉は140以下なので正常値なので、健康診断では正常と判断される。

しかし、善玉と悪玉はその単体の数値は大して重要ではないのだ。大事なのは比率。極端なことを言えば、善玉が10しかない人でも、悪玉が15しかなければ、健康なのだ。実際に私の同僚は、善玉が100で悪玉が170だった。悪玉は140を超えているので、健康診断上は異常値として表示されていたが、善玉が多いので、実は問題がないのだ。

やせていたときでさえ、この善玉、悪玉の比率に悩まされていた私は、色々な健康番組を見て、対策をずっと考えていた。そこで、いきついたのが、高カカオチョコとお酢と生姜だ。

高カカオチョコレートは善玉を増やす効果が臨床的に認められている数少ない食品だ。というか、私の知る限り、善玉を増やす食品はこれしか知らない。ネットで検索すると、色々な食品が善玉を増やすとかかれているが、臨床的に実証されているのは高カカオチョコレートだけだ。臨床実験では、カカオ72%のチョコレートを25g毎日食べさせたところ、数ヶ月で、善玉が平均で2上がったとあった。ためしてガッテンでも、医者が患者に糖分の少ないチョコを食べさせる例もあると言っていた。もともと、カカオは、昔の中米で薬として食されていただけあって、その効果はあなどれない。注意しなければいけないのは、食べ過ぎると良くないということだ。カカオはポリフェノールが多く含まれた健康食品だが、脂肪分が多く、カロリーが高い。そのため、食べ過ぎて太ってしまったら、健康効果としては逆効果だ。1日25g(明治のチョコレート効果なら5枚)が適当な量だといえるのだとか。



次に、お酢と生姜。これは、善玉には影響を与えない。悪玉に減少させる効果があるとされている。お酢は大さじ1杯が適量。大さじ1杯以上を飲んでも問題はないが、大さじ1杯と大さじ1杯超で、効果に大きな差はないとのことなので、大さじ1杯超を飲んでも無意味である。非常にすっぱいので、お酢をそのまま飲むと苦痛なので、味噌汁に混ぜて毎日食べている。

そして、生姜。これは適量はわからないが、スーパーで売ってる甘酢漬けを毎日30g食べてる。なぜ、30gなのかというと、値段の問題だ。これ以上、食べると、食費がかさむので、自分の経済事情から、1日30gとした。

これに加え、1時間のウォーキングを週に2、3回。筋トレを毎日。これを半年やったら、善玉は70、悪玉は110になった。共に単体で正常値であるだけでなく、比率も1対2以内におさまっている。脂肪肝もなくなり、健康診断の総合評価もEからAになった。

太る前は、体重が68キロとやせていたし、毎日1時間以上ウォーキングもしていた。ちゃんと運動もしていたのに、高脂血症だった。なので、高脂血症を改善させたのは、運動ではなく、食事内容だと思う。なので、高カカオチョコレート、お酢、生姜。この3つは高脂血症に悩む人にはオススメだ。参考にしてほしい。

なお、最初はカカオ95%のチョコや86%のチョコを食べていたが、最終的には72%に落ち着いた。というのも、86%以上のチョコはまずい。また、まずいだけでなく、カカオが多すぎるチョコを毎日食べると、害があるという報告もあるからだ。カカオが多ければいいというものでもないらしい。最終的に、毎日食べるのであれば、72%が一番良いという結論に達した。


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