2016年12月11日日曜日

建築物環境衛生管理技術者(通称、ビル管)試験に合格

今年、建築物環境衛生管理技術者試験に合格しました。通称、「ビル管」とか「ビル管理士」と呼ばれる資格です。

受験資格として、特定の要件を満たす建築物の設備管理等の実務経験2年が必要になります。なので、この資格をもっていると、実務経験の照明になります。

初受験は、2年前。赤本と呼ばれる過去問を買ったはいいが、やる気がおきず、無勉強で試験に臨みました。結果は、もちろん不合格。やはり、実務で知りえた知識だけで受かろうというのは考えが甘かったようです。

次の受験は去年。過去問6年分をやろうと思いましたが、これまたやる気がおきず、どうにか過去問1年分だけやって試験に臨みました。結果、合格点に4点足らず不合格。

そして、今年。毎年、1万4千円の受験料を払うのがばかばかしくなってきたので、かなり気合を入れて勉強しました。1年間みっちり、過去問12年分をやりこみました。解説もしっかり読み込みました。「ビル管理情報.com」というサイトの○×問題も毎日ときまくりました。やれることはすべてやったという感じです。あとは試験日を待つだけ。人事を尽くして天命を待つとはまさにこのような状況のことを言うのだと思いました。

そして、向かえた本番。場所は東京市ヶ谷。広々とした会場で、前や隣の人も静かな人で試験に集中できる環境でした。そして、試験開始。過去2回とはまったく違う緊張感がありました。過去2回はほとんど勉強しなかったので、落ちてもいいやくらいの気持ちで臨んでいましたが、今年は絶対に落ちられないという気持ちで臨んだからです。

午前の問題はかなり簡単でした。「これはいける!」と思って、午後の試験に臨んだのですが、午後の最初の科目が難しかったです。他の科目は、「この答えで間違えない!」という確信を持てる問題が6割以上あったのに対し、午後の最初の科目は正解が確信できる問題がかろうじて4割というところでした。そう、4割というのは、「足切り」ラインです。4割未満の点数を取った科目が1科目でもあれば、いかに総合得点が高くても不合格となります。

午後の最初の科目で「足切り」が頭をよぎりました。そして、あせりを覚えつつも、他の科目へ。他の科目は午前同様簡単でした。
そして、試験終了。

ネットで答え合わせをしたら、足切りもなく、合格点に達していました。あとは、1ヵ月後の合格発表を待つだけでしたが、今度は、マークミスに怯えて合格発表を待つことになります。この1ヶ月は、不安でメンタルがおかしくなりそうでした。

そして、運命の合格発表日。・・・無事合格できました。点数は180点中、170点。十分な出来だったと思います。合格率は28%を超えてました。24年に続く合格率の高さです。簡単な問題が多いと思ってましたが、やはり合格率は高かった。ラッキーな年でした。

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