2016年12月11日日曜日

大星ビル管理と人件費について

前の会社で、大星ビル管理という会社の下請けで働いたことがあります。

大星ビル管理といえば、日本生命系のいわゆる「系列系」といわれる大手ビル管理会社です。

給料は高く、入社条件も厳しいです。今は基本的に新卒か、中途でも30歳以下しか採用しません。
なので、私は入れません。

他の現場は知りませんが、私のいた現場の大星ビル管理の社員さんは凄く親切な方でした。
酒や食事もよくおごってくれたし、わからないことも親切に教えてくれました。はっきりいって、そのときのうちの会社の責任者よりも、はるかに人格者ばかりでしたね。

しかも、非常に高い技術力をもっている人が多かったです。この会社は、数億円を投じて作った研修施設があり、そこで色々な技術研修を行います。下請けの人間でも数日間限定で、研修を受けさせてもらいました。新人の頃から、こういう研修施設で親切に教えてくれたら、そりゃ技術が身につくだろうなと思ったものです。

さて、そんな大星ビル管理の社員さんの人件費についてです。私が仲良くしていた社員さんは、年収で600万くらいもらってました。

ここで、質問ですが、社員の給料=人件費と思っている方も多いのではないでしょうか?実はそうではないのです。これもその社員さんから聞いた話ですが、大体人件費=給料の1・5倍だそうです。なぜなら、給料以外にも社会保険や交通費、退職金などが発生するからです。なので、年収600万の社員が1人いると、人件費は900万かかるということになります。

もっとも、私のいる中小独立系会社などは、退職金などないに等しいので、1・5倍もかからないでしょう。それでも、社会保険等の負担は会社にとって大きなものになっていると思います。

もし、若い方で、これから大手を目指そうと考えているのなら、大星ビル管理を1つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか?

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