昔とは違い、最近の建物では、中央制御室のようなものがあり、そこにおいてあるパソコンで各種機械の操作を行ったり、警報を確認したりしています。
メーカーごとに名称が異なりますが、メーカーを区別せずに呼ぶときは「ビルコン」とか言われることがあります。ビルのコンピューターの略なんですかね?
で、ビルコンの中でも多く普及しているのが、大手メーカーのアズビルが提供している「セービック」というものです。
うちの現場は他社製品が入っているので、他の設備管理会社に勤めている友人から、セービックの画像を送ってもらいました。
その1 熱源機器操作画面ですね。吸収式と空冷式HPを用いた蓄熱式の2種類があります。
その2 アップ画面です。緑色のところをクリックすると操作画面が出てきます。
その3 各部屋の空調機の操作画面です。室温設定などもできます。
このようにビルコンが普及してきて、便利になる一方、PCが故障しただけで、大慌てです。PC依存度が高くなりすぎるのも考え物だと思います。また、メンテの費用が高い。定期的に100個近くあるバッテリーを交換しなければいけないし、故障があればアズビルを呼ばなければいけない。当然、大手メーカーなので多額の修理費用をとります。
もっと、原始的な設備であれば、修繕なんかはメーカーでなく、町の電気屋さんとかに頼めるので、コストは低く抑えられます。自動化が進めば便利になり、そのうちビルメンはいらなくなるのではないかとも言われていますが、コスト的には本当に安くなるのかは検討の余地がありそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿