昔とは違い、最近の建物では、中央制御室のようなものがあり、そこにおいてあるパソコンで各種機械の操作を行ったり、警報を確認したりしています。
メーカーごとに名称が異なりますが、メーカーを区別せずに呼ぶときは「ビルコン」とか言われることがあります。ビルのコンピューターの略なんですかね?
で、ビルコンの中でも多く普及しているのが、大手メーカーのアズビルが提供している「セービック」というものです。
うちの現場は他社製品が入っているので、他の設備管理会社に勤めている友人から、セービックの画像を送ってもらいました。
その1 熱源機器操作画面ですね。吸収式と空冷式HPを用いた蓄熱式の2種類があります。
その2 アップ画面です。緑色のところをクリックすると操作画面が出てきます。
その3 各部屋の空調機の操作画面です。室温設定などもできます。
このようにビルコンが普及してきて、便利になる一方、PCが故障しただけで、大慌てです。PC依存度が高くなりすぎるのも考え物だと思います。また、メンテの費用が高い。定期的に100個近くあるバッテリーを交換しなければいけないし、故障があればアズビルを呼ばなければいけない。当然、大手メーカーなので多額の修理費用をとります。
もっと、原始的な設備であれば、修繕なんかはメーカーでなく、町の電気屋さんとかに頼めるので、コストは低く抑えられます。自動化が進めば便利になり、そのうちビルメンはいらなくなるのではないかとも言われていますが、コスト的には本当に安くなるのかは検討の余地がありそうです。
2017年1月21日土曜日
2017年1月10日火曜日
労働契約法の改正により、5年で契約社員から正社員になれる?
平成25年に労働契約法が改正され、有期雇用契約の契約期間が5年を超えたときは、労働者からの請求により無期雇用に転換させることができるようになりました。
今年で平成29年ですので、来年から無期雇用化される人が増えることが想定されます。
さて、よく誤解されがちなのが、この規定により、「契約社員が正社員になれる」というのは間違った認識です。
確かに、企業によっては、契約社員の契約期間が5年を超えたときは正社員にするという制度を設け始めたところもあります。しかし、労働契約法ではそこまでの義務を企業に課してはいません。
労働契約法が企業に課しているのは、5年を超えた有期雇用社員を「無期雇用社員」にするということまでです。
例えば、厚生労働省のサイトに掲載されていた例を挙げると、オタフクソース株式会社では今回の改正に備えて、5年を超える契約社員を「社員」ではなく、「準社員」にするという制度を新たに設けました。これは、「準社員」は社員と同様に無期雇用だけど、社員とは給与体系が違うことを意味しているのだと思います(間違っていたら、ごめんなさい)。
実際、私が以前いた設備管理会社でも、就業規則を改正して「無期雇用社員」という制度を新たに設けました。有期ではなく無期だけど、給与体系は有期雇用と同じというものでした。具体的には、正社員とは異なり昇給がなくボーナスもない、無期契約の社員という位置づけでした。
従って、全ての企業で、契約社員が正社員化されるわけではありません。
ただ、有期雇用が無期雇用になるというのは、地位が安定しますので、労働者にとってはありがたい話だと思います。有期雇用であれば、契約打ち切りのハードルは低いですが、無期雇用であれば十分な理由がなければ解雇できず、解雇のハードルはかなりあがります。労働者の地位は安定するでしょう。
逆に、会社にとっては、やっかいな制度です。多くのビルメン会社には、契約社員の契約書に「現場がなくなった場合には、契約を更新しないものとする」という一文が入っています。これが通用しなくなるのですから、やっかいです。
これに対抗して、某独立系会社O社では、就業規則を改正して「契約社員の契約更新の上限を5年とする」という条項を新たに設けました。要は5年経ったら使い捨てるということです。こういう会社が増えてくると、労働者保護のための法改正のはずが、逆に労働者の地位を不安定にするのではという指摘は以前からなされていました。
果たして、今回の法改正は労働者にとって吉と出るのか、凶と出るのか。来年以降の動向に注目していきたいと思います。
今年で平成29年ですので、来年から無期雇用化される人が増えることが想定されます。
さて、よく誤解されがちなのが、この規定により、「契約社員が正社員になれる」というのは間違った認識です。
確かに、企業によっては、契約社員の契約期間が5年を超えたときは正社員にするという制度を設け始めたところもあります。しかし、労働契約法ではそこまでの義務を企業に課してはいません。
労働契約法が企業に課しているのは、5年を超えた有期雇用社員を「無期雇用社員」にするということまでです。
例えば、厚生労働省のサイトに掲載されていた例を挙げると、オタフクソース株式会社では今回の改正に備えて、5年を超える契約社員を「社員」ではなく、「準社員」にするという制度を新たに設けました。これは、「準社員」は社員と同様に無期雇用だけど、社員とは給与体系が違うことを意味しているのだと思います(間違っていたら、ごめんなさい)。
実際、私が以前いた設備管理会社でも、就業規則を改正して「無期雇用社員」という制度を新たに設けました。有期ではなく無期だけど、給与体系は有期雇用と同じというものでした。具体的には、正社員とは異なり昇給がなくボーナスもない、無期契約の社員という位置づけでした。
従って、全ての企業で、契約社員が正社員化されるわけではありません。
ただ、有期雇用が無期雇用になるというのは、地位が安定しますので、労働者にとってはありがたい話だと思います。有期雇用であれば、契約打ち切りのハードルは低いですが、無期雇用であれば十分な理由がなければ解雇できず、解雇のハードルはかなりあがります。労働者の地位は安定するでしょう。
逆に、会社にとっては、やっかいな制度です。多くのビルメン会社には、契約社員の契約書に「現場がなくなった場合には、契約を更新しないものとする」という一文が入っています。これが通用しなくなるのですから、やっかいです。
これに対抗して、某独立系会社O社では、就業規則を改正して「契約社員の契約更新の上限を5年とする」という条項を新たに設けました。要は5年経ったら使い捨てるということです。こういう会社が増えてくると、労働者保護のための法改正のはずが、逆に労働者の地位を不安定にするのではという指摘は以前からなされていました。
果たして、今回の法改正は労働者にとって吉と出るのか、凶と出るのか。来年以降の動向に注目していきたいと思います。
2017年1月9日月曜日
電験の勉強~中学数学
ようやく、『生き抜くための中学数学』を1回読み終えた。
やってみた感想としては、気合入れれば、1日で読めるような内容なので、ガッツリというよりは、「中学時代に習った数学の記憶を喚起したい」程度の人が読むのにオススメな本だと思います。
とりあえず、あと、2、3回読んだら、高校数学に行きたいと思います。ちなみに、図形の証明とかは読み飛ばしてもいいかなぁという印象です。
やってみた感想としては、気合入れれば、1日で読めるような内容なので、ガッツリというよりは、「中学時代に習った数学の記憶を喚起したい」程度の人が読むのにオススメな本だと思います。
とりあえず、あと、2、3回読んだら、高校数学に行きたいと思います。ちなみに、図形の証明とかは読み飛ばしてもいいかなぁという印象です。
2017年1月7日土曜日
ウォーターハンマー(水撃)
さて、ビル管の勉強をしているとウォーターハンマーという現象についての知識が問われることがあります。「水撃」と言われることもあります。
水などの流体の流れを弁などにより急激に遮断すると、流れていた水の逃げ場がなくなり、配管内の圧力が急激に高くなります。その結果、配管内に強い衝撃が発生します。それがウォーターハンマーの正体です。
以前いた現場は、お風呂屋さんで、営業終了後に熱交換器に入る蒸気配管のバルブを閉めていました。その結果、冷えた蒸気がバルブの手前に貯まり、水となります。そして、翌日、営業準備のために再び蒸気バルブを開けると、溜まっていた水が蒸気によりはじきとばされ、配管内の色々なところにぶつかり、「カンカンカンッ!」と鳴ることがありました。これもウォーターハンマーの一種です。流体の流れの急激な遮断とは異なるパターンですが、いずれにせよ、圧力変動による衝撃を一般的にウォーターハンマーだと私は理解しています。
さて、言葉で説明していても、面白くないので、私がいた現場の動画を紹介します。色々な現場を経験してきましたが、これほど酷いウォーターハンマーはこの現場が初めてでした。発生原因を考え、色々な工夫をしたら幸いにもウォーターハンマーは発生しなくなりましたが、あのまま放置していれば、上水配管が破損して大惨事になっていたと思います。
カンカンカンという音と共に配管が激しく振動しているのがわかると思います。通常のウォーターハンマーはここまで酷くないです。「カンカン!」と2回くらい鳴って終わりです。
水などの流体の流れを弁などにより急激に遮断すると、流れていた水の逃げ場がなくなり、配管内の圧力が急激に高くなります。その結果、配管内に強い衝撃が発生します。それがウォーターハンマーの正体です。
以前いた現場は、お風呂屋さんで、営業終了後に熱交換器に入る蒸気配管のバルブを閉めていました。その結果、冷えた蒸気がバルブの手前に貯まり、水となります。そして、翌日、営業準備のために再び蒸気バルブを開けると、溜まっていた水が蒸気によりはじきとばされ、配管内の色々なところにぶつかり、「カンカンカンッ!」と鳴ることがありました。これもウォーターハンマーの一種です。流体の流れの急激な遮断とは異なるパターンですが、いずれにせよ、圧力変動による衝撃を一般的にウォーターハンマーだと私は理解しています。
さて、言葉で説明していても、面白くないので、私がいた現場の動画を紹介します。色々な現場を経験してきましたが、これほど酷いウォーターハンマーはこの現場が初めてでした。発生原因を考え、色々な工夫をしたら幸いにもウォーターハンマーは発生しなくなりましたが、あのまま放置していれば、上水配管が破損して大惨事になっていたと思います。
カンカンカンという音と共に配管が激しく振動しているのがわかると思います。通常のウォーターハンマーはここまで酷くないです。「カンカン!」と2回くらい鳴って終わりです。
2017年1月4日水曜日
新年会でハワイ料理
新年あけましておめでとうございます。
友人と新年会に行ってきました。今年は、ちょっと変わったお店にしようということで、恵比寿にあるハワイ料理屋「ツナミ恵比寿東京」に行ってきました。
新年1発目は、グルメネタでお送りします。
ハワイ料理といえば、ロコモコが有名ですが、そのほかにもおいしい料理がたくさんありました。
とりあえず、ドリンクから。ハワイに行ったら必ず飲めと言われる、カクテルの女王「マイタイ」を注文。線香花火がバチバチと光ってるカクテルが登場しました。味はフルーティーな感じでした。
一番おいしかったのは、照り玉スパムとチーズのタコス。これは絶品でした。一度は食べる価値あり。
そして、沖縄に行ったら誰もが食べるであろうスパムむすびも頼みました。ハワイ料理でもスパムむすびは人気です。
最後に締めとして、オリジナルコブサラダを注文。
基本的に、ジャンクフードな感じでしたが、どれもおいしかった。機会があれば、また再訪したいと思います。ちなみに、料金は1人7500円くらいでした。
友人と新年会に行ってきました。今年は、ちょっと変わったお店にしようということで、恵比寿にあるハワイ料理屋「ツナミ恵比寿東京」に行ってきました。
新年1発目は、グルメネタでお送りします。
ハワイ料理といえば、ロコモコが有名ですが、そのほかにもおいしい料理がたくさんありました。
とりあえず、ドリンクから。ハワイに行ったら必ず飲めと言われる、カクテルの女王「マイタイ」を注文。線香花火がバチバチと光ってるカクテルが登場しました。味はフルーティーな感じでした。
次に、このお店の一番の売れ筋、アンチョビポテト。アンチョビ風味のオイルがしみこんでいて、おいしかったです。
そして、ハワイ料理の定番、海老料理。ココナッツ風味でカラッとあげたココナッツシュリンプと、ガーリックとオリーブオイルで炒めたガーリックシュリンプを注文。
一番おいしかったのは、照り玉スパムとチーズのタコス。これは絶品でした。一度は食べる価値あり。
そして、沖縄に行ったら誰もが食べるであろうスパムむすびも頼みました。ハワイ料理でもスパムむすびは人気です。
最後に締めとして、オリジナルコブサラダを注文。
基本的に、ジャンクフードな感じでしたが、どれもおいしかった。機会があれば、また再訪したいと思います。ちなみに、料金は1人7500円くらいでした。
2017年1月3日火曜日
歌舞伎町のゴジラ
新年、明けましておめでとうございます。
初詣に行ってきた帰りに、新宿歌舞伎町のTOHOシネマにあるゴジラの像を見てきました。
等身大のゴジラだそうです。19時になると、ゴジラのテーマソングが流れ、咆哮をあげ、ビームを口からだします。
ちょうど、ゴジラの頭部分の隣あたりがホテルになっているらしいです。
どうしても、設備管理目線で観てしまうのですが、こういうモニュメントのある建物は設備管理が大変そうだなぁなどと思ったりします。ホテルの管理ってだけで大変なのに、ゴジラの面倒まで見なければいけないなんて、考えただけでも大変です。
どの施設にもいえることですが、設備はとにかくシンプルなのが一番です。シンプルな設備ほど管理が楽だし、故障もおきにくい。
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